「自分のお店はこういう感じにしたい」とは思うものの、今ひとつ決定打が足りてないなぁ・・・
自分のお店の根幹となる、「コンセプト作り」。
それについてはこれまでのブログでも触れてきましたが、奥さんと話して「なんとなく」思い描いてきました。
ただ、こういうお店にしたいっていう思いはあるものの、その辺にあるお店の枠を出ないというか、
「本当にこれでいいのだろうか」という気持ちが常につきまとっていました。
「自分のお店を出したい」という気持ちだけが立って、収入面で圧倒的に不安定になるその領域に飛び込んでいけるのか。
決心はあるものの、その不安は常に大きかったです。
いや、もちろん今だってあります。ただ、「これでイケる!」という確たるものがない状態って振り返ってみると精神的にもなかなか前を向けなかったなぁと思います。
コロナ禍で勤め先が休業している間、「M&Aオークション」という会社のセミナーに通っていました。
飲食店開業に特化したセミナーです。
何度か通い、話を聞いているうちに相談してみようという気持ちになりました。
飲食店開業という部分にフォーカスしているため、どれもわからなかったことを的確に教えてくれるのでぜひ話をしてみたかったのです。
(ちなみに案件ではありません)
そこで、私の開業への意識は大きく転機を迎えました。
自分の強みは意外と自分では気づいていない
M&Aオークションに開業のアドバイスを依頼してから、まず着手したのはコンセプトの練り直し。
自分が持っているキャリア、人脈、経験、知識、資格、そういうのをすべて洗い出します。
材料が出揃ったところで客観的に見て、他にはない強みを発掘していく作業なのですが、
それが「秋田のお米生産農家との繋がり」でした。
そこから自分のやりたいことと擦り合わせてできたのがこちら。
「今日のごはんは何?」がそこにある
秋田の米農家直送 最高品質の「お米」と
農家厳選米で造る「日本酒」が毎日楽しめます!
お米・日本酒が美味しい「食事処」
〜家族で家族を「おもてなし」する「くつろぎ」の空間〜」
ちょっと長いですが、あらゆるところに自分たちの思いが凝縮しています。
「一言で説明できないと意味がない」という意見もたくさん頂戴しました^^;
そうですね、「食事もできてお酒も飲める食事処です」というのが簡単な説明なのですが、それだけだと結構弱いですよね。
でも、これをご覧になってから同じ説明を受けると結構違うのでは。
これが文字になり形になったことは私にとって非常に大きなことでした。
視覚的にもアピールできるコンセプトは非常に大きなメリットを生む
このコンセプトシートはどういう場合に使えばいいのでしょうか・・?
- 不動産屋に物件を紹介してもらう際、具体的なお店像を伝えることができる
- お米農家、内装業者、ロゴデザイン会社、仕入れ先など直接関わる業者に簡単にお店像を伝えられる
- これまで馴染みのお客様に伝えやすい
- 自分達が立ち返るときに心強い
最初の段階ではやはり「不動産屋への訴求」が大きいです。
これまで不動産屋側が用意しているシートに記入し、名刺を置いて連絡を待つ・・・というだけであまり印象に残らなかったのが自分でもわかりました。
しかし、「資料を用意しています」というだけでだいぶ印象も変わってきます。
もちろん場所によってはあからさまに興味を示さないところもありますが、名刺だけ持って回っていた頃に比べて感触はだいぶ違います。
自分のやりたい事をプレゼン形式の資料に落とし込む。
これが、あらゆるとこで自分を手助けします。
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