こんにちは、悠々気ままに料理人こと、悠気です。
居酒屋開業にあたり、足で不動産屋へ行くことと並行して、インターネットの上の居抜き情報サイトを利用。
物件を探している人は皆同じだと思います。
さて、私はどんな物件サイトを参照したのか。
正直、どのサイトも「実績No,1」を謳っています。基準点がそれぞれ違うので、何を以って1位なのか…サイトごとに違いそうですが、どれも新規開業顧客
への訴求は非常に強い印象です。
どのサイトもゲストとして利用することはできず、基本的に会員登録しログインして情報を得ます。
そのため、あまり参照するサイトが増えると作成するアカウントも雪だるま式に増えていき、振りまく個人情報の把握が難しくなります。
いろいろサイトを覗く中で、私が会員登録したサイトをご紹介させていただきます。
株式会社レスタンダード 「居抜き市場」
このサイトを利用し、内見に行きました。実際にスタッフが各地の不動産屋を回り、居抜き物件を仕入れてくるそう。基本的に物件を探す我々と同じ手法な
のですが、フットワークが軽く、手間をかけて物件を入手してくるので、本社は渋谷ですが遠く離れた地区の情報にも詳しい印象。
内見を案内してくれるスタッフさんはとても好印象で、物件のこと以外のこともいろいろ教えてくれます。
定期的に配信される、新着居抜き物件のメールが非常に見やすい。写真付きで、内見予約まで簡単にできます。
「飲食店応援マガジン」という、飲食店を取り巻く環境から有意義な情報を簡単に配信している点も興味深いです。
株式会社M&Aオークション 「店舗そのままオークション」
一見、総合商社的なサイト構成です。取扱物件はそれほど多くない印象。
ただ、このサイトは配信社が開催する無料セミナーが大きな魅力です。実際4回ほど参加しましたが、どれも非常に有意義なものでした。
やはり個人が本やサイトから得る情報には限界があり、その道のプロが教えてくれることは知っているのと知らないのとでは、その後の成功に大きな影響が
及ぶということがわかります。
この各種セミナーは、飲食店を開業する人は受けておくことをおすすめします。
開業する際にぶち当たるであろう悩み事、壁について細かくセミナー内容がわかれており、知りたかった情報を確実に得られます。
「物件を提供する」というよりも、「開業をする人を総合的に支援する」という位置づけ。
もちろん、どのサイトも物件を紹介するだけではないのですが、担当してくれた人の「あなたを成功させる」という熱意には大変励まされました。
この店舗そのままオークションからも居抜き物件情報のメールは届きますが、わかるのは場所と坪数、賃料だけというのが不親切なところ。受信したメールの物件URLをクリックすると「お問い合わせフォーム」に飛び、直接その物件の詳細は得られません。
そのため、「ただ物件を探したい」という人には向かないと言えます。
株式会社テナンタ 「テナンタ」
居抜き物件を探し始めると、いろいろなアプリでそれに関する広告が表示されるようになりますよね。(最近はそういったプライバシー設定も多少管理でき
るようですが、)
中でも「テナンタ」の広告は、一番目にする機会が多かった印象です。
一般的に、飲食店を開業したい人は「不動産屋に行く」か「ネットで店舗を探す」という能動的な行動ですが、テナンタでは「借りたい人と貸したい不動産
屋をマッチングさせる」という部分に力を置いています。
会員登録をすると、どう店にしたいのか、いつごろ開業したいのか、などプロフィールを詳しく入力します。
その情報をテナンタと提携している不動産業者が閲覧、合いそうな物件があれば「希望に近いかも?」という形でサイト側(不動産業者側から)連絡が来ま
す。
そのシステムが大きく他と違うところです。
連絡のやり取りはメールではなく、LINEというのが気軽な点。
会員登録後、テナンタの岡林氏とZoomミーティングをしました。
「飲食店を開きたいと思っても、なかなか物件も見つからずうまくいかないことを身をもって実感した」という経験が元だそうです。
アットホーム
不動産のことなら【アットホーム】物件探しから住宅情報まで! (athome.co.jp)
普通の不動産物件サイトではありますが、アットホームは圧倒的な物件数を誇ります。
そのため、自分が希望する地区の相場感を掴むにはもってこいです。
ただ、物件情報に書いてあるような内容を問い合わせるとメールがシカトされます(笑)
どの居抜き物件サイトも、そういった開業希望の悩みを細かく理解しているので、とても寄り添ってくれる印象。
どの情報サイトを利用するかは、タイミングによると思います。
セミナーに行った後の面談だったり、物件を決めるときの仲介だったり。
当初は融資から開業まですべてひとりでやろうと思っていたし、そうあるべきかと思っていましたが、今はこうした支援会社に積極的に相談しています。
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