【居酒屋開業出店】居抜き物件を初内見!

独立開業へのステップ

埼玉県に住む私にとって、「居抜き物件」は非常に貴重。

都内に比べ圧倒的に箱が少ないため、出回っている情報は本当に限られます。

少し探せばある程度は見つかるかななんて思っていたのは大きな間違い。

20坪以下の手狭なものはほとんどない、というのが現状でした。

そんな中、内見にやっとこぎつけたのが「新松戸」の居抜き物件でした。

今回は、初めての内見について書きます。

内見を仲介してくれた業者さん

「レスタンダード株式会社」という、渋谷にある店舗専門の不動産会社です。

「居抜き物件」を専門に扱っており、ネットで「居抜き市場」を運営しています。

直接オーナーや家主から物件を提供され顧客に流している、普通の不動産屋と違い、「不動産屋から居抜き物件を得ている」そう。

そのため、各地の不動産屋に出向いては、居抜き物件を紹介してもらう毎日だそうです。

レンスタンダードさんは、契約から内装、国庫の融資など、出店までのサポートも手掛けてくださるそうで、そう聞くとかなり心強い会社ですね。

会社のある渋谷から展開されているそうなので、地区は限られています。

松戸、柏あたりはギリギリの展開範囲で、これから少しずつ扱う物件を増やしていくよう、空き物件を探しているそう。

今回内見した物件

その「居抜き市場」で気になった物件に内見を申し込みました。

「新松戸1丁目」徒歩7分、住居付き貸店舗。1980年築の木造2階建です。築40年以上のなかなか年季の入った建物でした。

1階、2階合わせて30坪、店舗区画は1階で、住居部分は1階もありました。

店舗としては15坪くらいかな?

賃料は15万円(税込)。敷金2ヶ月、礼金1ヶ月、保証金はなし。

造作は無償ですが、設備はほとんどなし。建物の構造が残っている、といった感じでした。

さすが使い込まれているだけあり、室内は油の匂いで充満していました。

調理場もがらんどうで、一切設備がないので水回りの配管などがよくわかりました。とはいえ、調理場というほどのものではなく、客席とカウンターで区画されている調理スペースみたいなもの。冷蔵庫を置いたらかなり手狭になりそう。

グリストラップはなし、排気は簡易的な換気扇のみ。

焼き物や揚げ物をするにはかなり心許ない設備ですね。

グリストラップがないので、油による下水管の詰まりが危惧されます。

建物自体の老朽化はもちろん、見るからに昔の木造2階建。何かボヤがもしもあった場合、全焼&延焼の危険性を大きく孕んでいる印象を得ました。

厨房設備が一切撤去されている居抜き物件は、実際に冷蔵庫などを置いた場合の動線確保がイメージしづらいので、その辺りも考えないとな、と勉強になりました。

水回りが設置されていて、トイレがあるのは初期費用を抑えるのに大きい、と不動産会社の方は言います。

ただ、グリストラップがなく、排気が簡易すぎるため、こうした部分の追加工事を考えると、それなりに高くつきそうです。

契約するかどうか、わからない内見は不動産会社に手間を取らせるため、最初は躊躇していましたが、「もうそんなこと言っていられない」というのが今の現状。

これもひとつの経験値と定め、内見を申し込んでいきたいです。

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