「スマホは大手キャリアでショップで買って契約している」
「格安スマホに乗り換えたいけど、いろいろセット割がついていて、ネットからだとチンプンカンプン!」
「ショップにはあまり行きたくないけど、いろいろオプションやら電気やらが混在していて結局行かないとわからない・・・」
など、スマホやインターネット契約など、通信関連については全くの素人な私。
「大手キャリアとは契約するな」という風潮が一般的になっていく中、いままで無頓着だった自分の、携帯電話契約の見直しを図りました。
これから資金についてシビアになっていく必要があります。生活費における固定費で結構シェアを占めているスマホの料金、いったいどのくらい安くできるのでしょうか!?
結論から言うと、月1万円だったスマホ利用料が、格安スマホに乗り換えたことで半額になります。
ここでは、Softbankスマホから、サブキャリアであるY!mobile(以下ワイモバイル)に移行する際の実体験を書いていきます。
まず、私の現在値
※「Softbank」「ソフトバンク」表記はカタログでの表記で記載しています。個人的な呼称としての利用は「Softbank」としています。
- キャリアはSoftbank。
- 名義は私で、奥さんとの2回線契約。プラン変更、機種変更などは、奥さんの回線であっても私がいないと変更できない。
- Softbank光、ソフトバンクおうちでんきを契約している、Softbankヘビーユーザー。
- スマホ、自宅インターネット環境、電気事業者がすべてSoftbank契約のため、いろいろ割引がついている。
- 奥さんのスマホは2年以上経過。私はiPhone12Pro、割と替えたばかり。
- 月の費用は、スマホ代各1万円くらい。Softbank光とソフトバンクでんきも合わせると、だいたい4万円くらい。
- とにかく月、各1万円かかっている携帯代をなんとかしたい。
まぁいわゆる、ショップに言われるがまま、契約しているユーザーです(笑)。
格安スマホに移行したらどうなるの?率直なユーザーとしての疑問
ネット上でY!mobileのページに行き、どう変わるのかを調べてみてもやはりよくわからない。
- 今まで適用しているネットやでんきのセット割りはどうなるのか?
- 今使っているスマホの中のデータはどうなるのか?
- 通信や通話電波は大丈夫なのか?
- ワイモバイルで機種変更したい場合、Softbankとどう違うのか?
など、いろいろな質問をぶつけてみました。
まず、大手キャリアと格安スマホのメリット・デメリット
この辺りの話は、ネット上様々なところに転がっていますが、改めて復習してみます。
格安スマホのデメリット
- クレジットカードが使えないと契約不可
- キャリアメール「@i.softbank.jp」「@softbank.ne.jp」が使えなくなる
- LINEのID検索ができなくなる
- あんしん保証パックが使えないので、スマホが壊れたら実費。(Applecare、スマホ故障保険はある)
- 5Gエリアを利用できるのはまだまだ先
こんなところでしょうか。キャリアメールはウェブメールを使うとして、LINEのID検索は使ったこと自体ないので問題なし。保証パックは、これまで派手にスマホを壊したことがないので多分大丈夫。5Gエリアは確かに魅力的だけど、使うとなると結局5G利用料がかかるのでいいや。
ここまで見ると、それほど格安スマホのデメリットって大したことなさそうなのですが、では大手キャリアでのメリットってなんなんだろう?
大手キャリアのメリット
- これまでずっと大手キャリアを使い続けてきた場合、利用年月に応じてサービスポイントが付く
- 提携ショッピングサイトを使うとポイント付加率が高い
- モバイル通信量の上限がほぼ無制限
- YouTubeやティックトックなどが使い放題(ギガにカウントされない)
- ショップでの対応が手厚い
- 大手キャリアユーザーとしての所有感(?笑)
- 通話音質?
- 最新の機種が選べて、分割年数も4年で利用できる
- Softbankでは、2年経てば下取りに出すことで最新機種の分割にリセットできる
- 5Gエリアのカバー範囲が圧倒的
とにかく、スマートフォンを利用する上で現状利用できるすべてのサービスをカバーできるのが強みですね。もちろん、その分料金も上乗せされます。
↑5Gエリアのカバー率はさすが大手キャリア。日常的に高速通信を使える日も遠くはありません。
ただやはり、自分が利用したいと思うランクで止めるわけにはいかず、どうしてもワンランク上のサービスに課金が必要な場合が多いです(個人差あり)。
格安スマホのメリット
ここが一番のポイントですね。ショップの店員さんに聞いたことをまとめてみます。また、このメリットの部分が、すなわち大手キャリアのデメリットにもつながるはずです。
- 月額利用料が圧倒的にシンプルで安い
- 意外と月間データ容量が多く、利用する量に応じて選べる(3GB、15GB、25GBのラインナップ)
- 無料通話分10分のプランがあり、Softbankの5分と比べて5分多く、なおかつ料金も100円くらい安い
- 大手キャリアのサブキャリアであれば、大手キャリアからの移行がショップでできる
- 家族割、ソフトバンクおうち割、Softbank光の割引が引き続き利用できる
- 手元に使っているスマホさえあれば、SIM契約で始められる(要SIMロック解除、対応できる機種かの確認は必要)
- ショップではできないと思っていたが、ワイモバイル契約後もショップで手続きができる
ここでちょっと迷ったのが「@ymobile.ne.jp」のキャリアメールが使える点。
もはや、今後の契約を考えた場合、キャリアメールに依存するネット利用は避けた方が無難ですね。
さて、ここで私が注目したいのがやはり「月額利用料が圧倒的にシンプルで安い」と言う点です。
Softbankだと、プランやオプションで、その場はわかったつもりでも1日、いや1時間も経つと何が何だかわからなくなっていました。
ワイモバイルだと、使いたいデータ量に応じ「S、M、L」から選んで通話する時間に応じてかけ放題にするかどうかを考えればいい。
あとは、スマホ本体の分割代金が乗ってくるだけです。
大手キャリアから格安スマホに乗り換える際の準備
キャリアメールを利用しているアカウントの登録変更
まずは、キャリアメールを登録していた各種アカウントをリストアップし、ウェブメールに登録し直します。キャリアメールに依存してしまっていた私には結構重労働です笑
メールアプリに受信したメールはそのまま残るそうなので、特に心配ない方なら即乗り換えもいいかも。
思い切って機種変更
前述の通り、ワイモバイルで使えるスマホ機種はそれほど多くありません。
大手キャリアのうちに新しく機種変更してしまって、そのあとSIM交換という手もあります。
月割りでだいたい買うことが多いと思いますが、そうなると当然機種代金の残債は残りますが、機種によっては大きく違いますのでショップで相談するのも良いと思います。
具体的な内訳
料金体系 | 月間基本使用料 | データ通信料 | オプション | 月額 機種代金 |
合計 |
Softbank | 基本音声プラン、準定額オプション+ 1,780円 【通話量ベース】 |
メリハリプラン6,500円
セット割引-1,500円 |
MMS 300円 5Gデータ基本利用料1,000円 あんしん保障パック1,190円 テザリングオプション500円 |
2,956円 | 約1万円 |
ワイモバイル | Mプラン(15GB) 1,900円 ※おうち割適用【データ量ベース】 |
なし | 5,342円 |
※内訳はいずれも税別です。合計金額に消費税を加算。
おおお!めっちゃ安くなるじゃないですか!
ここで注目したのが、
「テザリングオプションはMプランに入っているので別途払う必要なし」
「データ量に応じてプランが変わり、通話については使う時間に応じてオプションを選ぶという形なので、わかりやすい。」
と言う点です。Wi-FiモデルのiPadや、SIMフリーのiPhoneを持っている身としては、テザリングは必要不可欠なのですが、それが入ってると言うのは大きい。
しかし、これまで見放題だったYouTubeやティックトックなどは、制限内で視聴していかなくてはいけないため、気をつけなければいけませんね。
だいたい今までは、無料通話料分をどうするか、という視点で基本使用料を選んできた経緯があります。
そこがプランを複雑にしていた要因な気もします。
ワイモバイルではデータ量ベースで選ぶので、今の時代に即した設定でわかりやすい。
これを機に、奥さんとの回線は分けるようにしました。おそらく、最初の段階で1名義2回線の方がメリットがあったのですが、今になっては手続きで不自由になることが多くなったためです。
いかがだったでしょうか。
スマホ利用料を安くしたいというのであれば、当然今まで便利に使っていたサービスが使えなくなっていくのは当たり前。
自分が必要だという部分に絞ってプランを組めるワイモバイルはやはり今の状況にあった選択といえます。
長く使っていたSoftbankのポイントとかちょっと惜しい気もしますが、月間5,000円近く安くなる恩恵の方が大きい気がします。
あとは故障や紛失に十分気をつけて使っていかないと!
なかなか同じような人はいないと思いますが、何かの参考になれば幸いです!
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