自分のお店、自分の事業。会社。
とにかく何かを始める上で、必ず必要になってくるのがトレードマークとも言える「ロゴマーク」です。
まだお店の場所も決まっていない段階ですが(執筆当時)、コンセプトが決まった段階でまずこのロゴマーク作りに取り掛かりました。
今回はその経緯について書いていきます。
ロゴマークは事前認知度に大きく寄与する
「どういう看板にしたらもっともお店の色を伝えられるだろう?」
という気持ちは、創業していく段階で誰もが頭に思い描くことですよね。
コンセプトが決まると、より具体的にそのイメージが浮かんでは消え、浮かんでは消えていきます。
その作業がワクワクして楽しくもあるのですが、あまり迷いすぎるのも困ります。
実際私はどうやったのかというと・・・
自分の業態に関係するお店のファザードやロゴマークを片っ端から見る
実際のお店はもちろんのこと、ネットでも検索していろいろ探してみました。
ネットだとたくさんの写真を簡単に見ることができるので大変効率的ですが、
これまで行ったお店や観光地などの印象に残ったイメージを書き出してみるのも良いですね。
もちろん世に出回っているデザインをそのまま使用するのは非常に危険なので、
あくまでイメージ作りの一環としての作業です。
たくさんラフデザインを描く
私のラフデザインがこちらです。
いや、下手くそですね笑
でも下手くそでいいんです。とにかく形にすること。何度も書き直して、まずは自分の中で納得行くまで詰めてみる。
頭の中には「いずれプロにキチンと作り直してもらう」という目論見がありますが、その下地となるイメージまでは作っておきたい。
こういうラフがあるのとないのとでは今後の決定に大きな影響を与えます。
ロゴデザインのゼロベースからの業者への依頼は、それなりに高くつきます。
自分が考えたデザインに沿って手直ししていく、という手法では時間もお金もかなり節約できる、というのが間違いありません。
「とは言ってもそいうのは苦手だから、ロゴは全面的にプロに任せる」
というのももちろんひとつの考え方ですから異論は全くありません。
しかし、
「いや、私はそういうの苦手だから」
とか言っている人はただやっていないだけです。
試しに書いてみましょう。とても楽しくなってくるはずです。
なるべく早く具体化する
ロゴの草案が決まったら、なるべく早くデザイン会社に依頼しましょう。
自分でイラストアプリやソフトで作れる!という方はここで離脱してください笑
かなりの数のデザイン案から絞り込む作業となりますが、まぁこれが大変。
プロが作ったものですから、どれもこれもいいものばかり。
あとはコンセプトを軸として、自分のイメージに合ったものを選んでいくこととなります。
最初の案ではこちらを選び、さらに詰めたのがページのトップにあるロゴです。
もちろんインスピレーションですが、ある程度言葉で選択した理由を説明できるといいです。
ロゴデザインについての由来や気持ちの込め具合によって、自分への納得感を高めることができます。
デザインを絞り込めたら名刺をつくってしまおう
まだ物件も決まっていないのに気が早いのでは・・・
と思った方もいるでしょう。
しかし、いざ物件を探すという段階になると、必ず「名刺交換」という場面は出てきます。
不動産屋さんはもちろん、まだ勤めているなら既知のお客様への案内、仕入れ業者や役所関係など枚挙にいとまがありません。
その際は裏面にSNSのQRコードを乗せておくといいですね。
ロゴとセットで頼むと数万円はしますが、今後のことを考えると十分価値のある投資です。
名刺はラミネートする
名刺なんて、すぐ山の中に埋もれてしまうんです。
だけど、ラミネート加工しておけばちょっと脇からはみ出る。そこでもしかしたら手に取ってくれる機会が今後一回でもあるかもしれない。
ある不動産屋さんに「すごい、ラミネートしてあるんですね」と意外に目に留めてくれたことも。
名刺サイズのラミネート用紙ってなかなか見ないので(あるとは思いますが)、ハガキサイズのラミネート用紙を買って、2枚一度にラミネートして、ハサミで切っています。角を取っておくのを忘れずに。
とにかく思いつく何かはいろいろやってみる。手間も時間もかかりますが、ほんの些細なことがきっかけで運命どうなるかわからない。
行く先は不安も多いですが、頑張っていきます!
コメント