こんにちは、悠々気ままに居酒屋料理人、悠気です。
居酒屋居抜き物件を探すべく、ここ数ヶ月不動産屋を訪問してきました。
なにせアパートやマンションを借りるのとはわけが違います。こちらの要望をなるべく汲んでもらうのもそうだし、他の顧客との兼ね合いもあるし、優良物件なんかはこちらからすると非常に貴重。
私としても、自分は客なんだ、とうよりも、いい物件を紹介してもらうために低姿勢で伺う、という気持ちが正直ありました。
それはそれで個人的な内面の話なので関係ないのですが、
不動産会社も人間が運営しているもの。会社ごとに本当に違うんだナァというのを実感しています。
まず前提として、不動産会社に行く際は最低限、担当者がすぐ物件を探せるような資料は用意しましょう。例として、
業種・業態、客層、予定する営業時間、階数、規模、賃料、保証金や敷礼金の予算、借入するかどうか。自己資金、現状の仕事の有無、居抜きかスケルトンか、エリアはどのあたりか。勤めているなら自分の連絡先が書かれた名刺があるといいですね。
特に業種業態は、やろうとしているのが軽食(いわゆるスナック的な)なのか、重飲食なのかで条件も大きく違います。
そうすることで、すぐ該当する物件を探す作業に入ってくれます。
さて、実際に門を叩いたところ…
「物件ですか?出ないですよ。待ちが2~3人いるんで。」と、門前払いで、話すら聞いてもらえないところ。
とりあえず要望は聞いてくれて、あったら連絡くれるというところ。ここにはパソコン一つ置いていない不動産会社で、おそらくかなり限定的なエリアを取り扱っているのでしょう。
席に座らせてくれて、希望項目からパソコンで物件を検索してくれるところ。飲み物もいただきました。ここでは、スケルトンですが10坪程度の物件を出してくれて、実際に現地にも行きました。
要望を聞いてくれた上で、他社扱いの物件も口頭ですが紹介してくれるところ。
入ってすぐ家族的な雰囲気の賑やかな会社で、ペットボトルのお茶を出してくれて、社長が詳細をいろいろ聞いてくれる。世間話もあり、とにかくにぎやか。私の名刺の裏のデザインにも注目してくれる。「この辺りに物件はない」とは言うけど、できる限り尽力したい、という気持ちを出してくれる。ちょっと涙出そうな不動産屋でした。
すごく若いけど、こちらの要望を聞いてくれた上で、知人などから聞いたことも交えつつ、パソコンをずっと叩いてなんとか捻出してくれようとしてくれるところ。
こんなにも場所によって違うんだ、というのが今日一番の収穫でした。
自分の人生を賭けて出店したいと思うのですから、親身になって聞いてくれるところに頼みたい、というのは人情だと思います。
自分の第一希望の地区で、優良物件を紹介してほしいからそんなに好印象でもない不動産屋に何度も行く、というのは意に反する。そこは媚びる必要はない。
ただ表面上、営業セールストークだけなのか、若干でも探そうとしてくれているのか。それだけでも伝わってきます。
それと、パソコンを叩く前に付近の物件の情報が出てくるような、地元密着型の不動産屋が1番かな、と言う感触です。
そういう考えに至りました。
正直、なるべく早く良い物件が見つかるといいなぁと思っています。
あせらず、顧客として信用してもらえるように、こちらとしても誠実に話をしていきたいと考えています。
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