どうも、こんにちは。悠々気ままに居酒屋料理人、悠気です。
以前、同じチェーン会社で働いていた調理長が、都内で出店しているので、いつか会いたいと思っていました。
コロナでなかなかタイミングが計れなかったのですが、そうも言っていられない。と、アポを取って訪ねました。
以前訪ねた葛飾区の方とは違い、こちらのオーナーはかなりゆるーい感じ(笑)
本人の、気さくな性格がそのままお店に表れている感じです。と言っても、イイカゲンというわけではなく、地元で愛されて非常に、なんというか地に足がついているな、と感じました。
15坪にも満たない店内は、スナック風の備品が。スナック居抜きで居酒屋経営しているそう。
ほお・・・・これもアリだなぁと思いました。
もちろん理想としては、カウンターにテーブル席…なんでしょうけど、下はカーペットにソファ席。お店のコンセプトにもそれほど違和感なく溶け込んでいるあたり、さすがだなぁと口からこぼれました。
本人はとにかくエネルギッシュ、面倒なことは抜きにして(と思わせる前向きさ)、とにかくお客さんを楽しませよう!とサービス精神にあふれる、愛される人柄です。
話していて気持ちの良い彼に、いろいろ教わりました。
チェーン店時代の物流網を利用
これは目から鱗。この物流網を使えば、お店の前までトラックで品物を届けてくれるので、かなりの手間が省けます。もちろん利用料など必要ですが、勝手知ったる品物も多数あるので、これは検討の余地アリ!
独自の食材を入手
赤エイのレバー「海のフォアグラ刺し」が大人気だそう。
海のフォアグラといえばアンキモですが、赤エイのレバーとは…?
「極厚エイヒレ」
これは1ついただいて、自宅で焼いてみました。かなり歯ごたえがあったものの、噛むごとに口に旨みが広がります。美味しい。
結構手軽なお値段で、ここでしか食べられない名物って面白い。知らないだけで、そういう魅力的な食材ってたくさんあるのではないか?
あとは、レジやPOP、保険から排気、いろいろなことを聞きました。
実際に運営しているので、本やネットでは知れない裏側を見れたような気がしました。
彼と話していて一番感じたことは、「飲食店経営はそれほどギャンブル的なことでもないのかも?」ということです。
もちろん、様々なことを熟考し、計画を立て、資金を集め、準備をして臨んでも失敗するかもしれない。
でも、やはり行動できないのはそういうことにビビってしまっているから。
「やりたいなら、大丈夫ですよ。やってみれば」
という言葉がとても響きました。
今はなかなか物件も見つからないですが、行動し続けて同じ土俵に立ってみたい。
実りのある訪問でした。
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